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概要
軽量なCMSで使い勝手の良いものを探していたらOneThirdを見つけました。
AWS EC2にインストールしている例がなかったこと、ものすごく詰まったのでインストール法を記載していきます。
インストール
- 各種インストール
yum install -y httpd24 yum install -y php56 yum install -y php56-dba php56-mbstring php56-mcrypt php56-opcache php56-pdo php56-tidy php56-mysqlnd php56-dbg chkconfig httpd on
- OneThird公式ページからオンラインインストーラーをダウンロード。ローカルPCから、インスタンスの/tmpにコピーしておく。
local:$ scp -r ~/Downloads/onlineinst.v1.02.zip ec2-user@IPアドレス:/tmp
- ドキュメントルートにファイルをコピー&解凍
mkdir /var/www/html/onethird/ cp /tmp/onlineinst.v1.02.zip /var/www/html/onethird/ cd /var/www/html/onethird/ unzip onlineinst.v1.02.zip
- サーバの日時がUTCになっているのでJSTに変更します。
cp -p /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime cp: `/etc/localtime' を上書きしますか? y 再起動したときもJSTのままになるように設定 vi /etc/sysconfig/clock ZONE="UTC" → ZONE="Asia/Tokyo" UTC=true → UTC=false
- mod_rewriteを有効にする。(ここで大変ドツボにハマりました)
[mod_rewrite 有効]で検索すると、http.confの中に[LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so]がコメントアウトされているので、コメントアウトを外す、と書かれていますが、ファイルの中を探しても該当の箇所は見当たらない。
以下の記載に注目。
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf # Dynamic Shared Object (DSO) Support # To be able to use the functionality of a module which was built as a DSO you # have to place corresponding `LoadModule' lines at this location so the # directives contained in it are actually available _before_ they are used. # Statically compiled modules (those listed by `httpd -l') do not need # to be loaded here. # Example: # LoadModule foo_module modules/mod_foo.so Include conf.modules.d/*.conf
どうやら外部ファイルからインポートしているらしい。
- /etc/httpd/conf.modules.d/00-base.confを開きます。
vi /etc/httpd/conf.modules.d/00-base.conf LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so
該当部分を見つけた。コメントアウトされていたらコメントを外します。
- バーチャルホストの設定
vi /etc/httpd/conf.d/onethird.conf<VirtualHost *:80> DocumentRoot /var/www/html/onethird ServerName ドメイン名 ServerAliasドメイン名 <Directory "/var/www/html/onethird"> AllowOverride All RewriteEngine On RewriteBase /onethird RewriteRule ^/onethird/index\.html$ /onethird/index2.html [R,L] </Directory> </VirtualHost>
- フォルダのパーミッションを設定
cd /var/www/html/ chown apache:apache onethird/ chmod 707 onethird/
- httpdを起動
service httpd start
- http://ドメイン名にアクセス。要件を満たしていると画像のように「Start Download OneThird CMS」のボタンが出てきます。
以下のように赤文字で「NG」が出てきたときは何らかの理由でインストールができないときです。参考までに、下記のような表示が出てきたときはパーミッションが適切に設定できていません。手順8を設定したか再確認しましょう。 - あとはインストーラーにそって進めていきます
- これでインストールは完了です。
loginページにアクセスしても404 not foundと出てくる場合はmod_rewriteが有効になっていない可能性があります。手順5〜8の設定を見直してみてください。(ぬいぐるみはこれで数日ドハマリしていました)mod_rewriteが有効になっているかどうかはこちらサイト様が大変参考になりました。
インストール時にmod_rewriteが有効になっていないと教えてくれます。が、有効になっていなくてもWarningがでてこないこともあるので注意が必要です。