目次
概要
クトゥルフ神話TRPGのプレイヤーはコウノスケさんの演じる女性役が大好きです。ぬいぐるみです。
今回は、Terrariaでクトゥルフ神話TRPGの「毒入りスープ」をテラリアで建築しました。建築物の紹介とゆるーーいリプレイになります。
シナリオは「クトゥルフ神話TRPGやろうずwiki」の泥紳士様作、「毒入りスープ」を使用させていただきました。
「毒入りスープ」のネタバレが含まれますので、この先ご注意ください。
クトゥルフ神話TRPGとは
このようにクトゥルフ神話TRPGは、矮小な人間である探索者たちが、 様々な宇宙的恐怖に晒されつつも生き残ることを目的として足掻く様を楽しむ ホラーTRPGとなっている。
ニコニコ大百科より引用
設定
まりのん氏 友人。職業調理師。
ぬいぐるみ 初GMどころか初TRPG。リプレイ動画だけならめっちゃ見た。
ふたりとも毒入りスープはリプレイ動画を見たことがあるので、どういう結末になるのかは知っている。
もともと、ぬいぐるみがまりのん氏に「毒入りスープ」の建築を自慢したいがために始めたので、キャラ作成とかしてないし、サイコロもテキトーです…。酔っ払い怖い…。
ぬいぐるみ「初めての気持ちで色々見て回ってね!ゆっくりしていってね!」
まりのん氏「おk」
建築紹介&リプレイスタート
この世界に入ってきたと同時に、初期位置の下に仕掛けられたテレポーターにより、探索者は強制的に移動させられます。
↑このワールドに移動してきた瞬間を捉えた貴重な映像。
真ん中(最初)の部屋
目を覚ますとそこは、壁も床もコンクリートで出来た四方に扉のある正方形の部屋です。 この時点での探索者は丸腰で、着ている衣類は全て白いローブのようなぼろきれで、 他には何もありません。
天井の薄暗い豆電球だけが部屋を照らし、真ん中には古い木製の長机と椅子が一つあります。 更に机の上には木製の器に入った、赤い無臭のスープが一つ。 そして椅子の上には、古い紙切れが二つ落ちています。
建築ポイント
方角を作るために、背景化したブロックで奥行きを出したところがこだわりです。
このあとに出てくる女の子と一緒に座れるように、椅子は2脚準備しています。
扉を支えるブロックと奥行きのブロックはアクチュエーターで背景化したあと、アクチュエーターを外しています。探索時の動きのじゃまにならなくてよいのと、建築にバリエーションが出るので、アクチュエーターで背景化は建築に超使える!とおぼえておくと良いですね。
会話抜粋
まりのん「う、うわっ、ここはどこだ…ぼくは一体誰なんだ…何も思い出せない…ただ、頭が痛い・・・」
GM「初見っぽく気ぃ使ってくれてありがとう」
まりのん「とりあえず明るい方(西の部屋)に向かうよ!」
GM「まりのん氏w一応扉しまってる設定だからw明るい方とかわかんないからw」
西の部屋(書物庫)
この部屋は中央には小さな四足の古い机があり、 その上にあるキャンドル皿に乗せられたろうそくがうっすらと部屋を照らしてます。 四隅には本が一杯に詰められた本棚が置いてある。
GM「本がたくさんある書物庫ですね」
まりのん「なんかおもしろそーな本ないのん?」
GM「"スープの夢について"という本が都合良くあるね」
まりのん「じゃあそれ読む!」
GM「はい、手についた―。黒いどろっとした液体がついたー。しかも毒っぽいね」 ※ミスって毒って言っちゃった
まりのん「え、毒が手に付いたの?なにそれきちゃない。手洗いたい。」
わたし「え、水出る所先探すの?書庫の捜索は?」
まりのん「どんなバイキンかもわかんないし、手洗うほうが先」
GM「Oh...」
まりのん「最初見た地図に調理室あったよね。そっち向かうわ」
北の部屋(調理室)
この部屋はとても綺麗な印象を受け、食器棚や調理台、ガスコンロや洗い場など 様々なものがあります。
建築ポイント
建築的なところで言えば、「綺麗」で「白い部屋」というイメージなので、絵描きさんからペイントを買って塗りました。食器棚の代わりにbookcaseを設置し、銀食器っぽく魅せるために白いペンキで塗りました。
背景は上と下のラインが木材で作っています。全部同じ色で作るよりも家っぽさが増す気がします。後ろの石は柱と言うか、奥行きっぽさを表現しています。
会話抜粋
まりのん「リアルテラリア知識でシンク発見。水は出ますか?」
GM「(これ手洗うまでゲーム進まない感じだな…)はい、出ますね。」
まりのん「ふぅー。じゃあ元の部屋に戻ります」
GM「え、待って。この部屋なんか色々あるよ?ほらほら、奥の方においてある鍋とか気にならない?」
まりのん「ならない(即答)」
GM「はい、では強制的に気付いてします。鍋がまがまがしい雰囲気を持っていることに。まりのんはその鍋を覗かずにはいられないでしょう。んなんということでしょう!中には大量のバラバラ死体がありました。SANチェックです」
まりのん「なにそれ酷い!だからのぞきたくなかったのに!!」
まりのん「…中に入っている肉は新しいの?なんか技能で分からないの?」
GM「医学とかはないの?それふればわかるかも。」
まりのん「ぼく、調理師だよ?肉が新しいか古いかぐらい 描 写 が し っ か り し て い れ ば 分かるけど?」
GM「ぐぬぅ…ずるい」
東の部屋(下僕の部屋)
《目星》ロールに成功するとそれが十代後半くらいのやつれた女の子だと気付きます。 女の子は探索者と同じ白いローブを着ていますが、それは血に塗れていて片手には 拳銃を握っています。
建築ポイント
部屋は描写されていないので、想像で。
中で人が死んでるし、部屋中返り血でぬれているんじゃないかな、と思いFlesh Block Wallを使いました。上の方の返り血被害を受けていない箇所はshade wood wallです。まがまがしい雰囲気が背景で表現できているのじゃないかと満足です。
首のない男性の死体はテラリア世界では表現ができなかったので、ダンジョン内に置いてある骨になった死体で代替しました。
探索者が女の子を発見したら、マネキンから洋服を取ってGMが女の子をRPするのが良いでしょう。
会話抜擢
まりのん「えー。この部屋にカメラが無いか目星します。」
GM「その心は?」
まりのん「絶対これ、どっかにカメラが合って監視されてるよ。だって1時間以内に飲まないとなんか酷いことが起こるんでしょ?もしくはスープの下に感圧板とかあるんじゃないかな…」
GM「!?」
まりのん「もしかして君(下僕の女の子)が黒幕で逐一監視してるんじゃないよね!?心理学しようかな」
GM「えー。女の子は”この人何いってんの?”って感じのジト目で見ていますね」
まりのん「だまされないぞ…!!」
南側の部屋
この大きな扉には小窓があり、そこから部屋の様子を確認することが出来ます。 もし小窓から中を確認すれば、ぼんやりと青白い部屋の中に一枚だけの翼を持った 巨大なクサリヘビのような怪物の姿を確認するでしょう。
この部屋の奥にある人の体を持った象の姿を模した不思議な像は、 チャウグナー・フォーンそのものです。
これも公式で描写がないので想像で作りました。不浄の地に大きな空間を開け、一番奥に像があります。テラリア世界には人の体を持った象の姿を模した象、は無いのでメデューサの石像で代用しています。
石像の近くにはメモが落ちており、これは感圧板で表現しています。
この部屋にはいると「イーターオブワールド」が召喚されます。片翼のクサリヘビ居ないので、これも変わりですね。
倒せたらこの部屋の安全は確保できます。がまともに戦わないほうが良いでしょう。武器は投げナイフかハンドガンしか無いので。
まりのん氏は戦いたがったので困りました。
おまけ
まりのん「あ、そういえば調べてない所が一箇所あった真ん中の部屋のランプに向かって目星!あ、ファンブル」
GM「えー、女の子が急に机の上に登って跳躍を始めますね」
まりのん「!?」
GM「なお、女の子の跳躍技能は99です」
まりのん「!?」
GM「ランプに頭をぶつけた女の子にガラスが降り注ぎます。ランプの中に入っていたビンは近くに居たまりのんの頭の上にゴツンと当たります。1d3のダメージです」
まりのんはFlask of Venom(猛毒入りビン)を手に入れた!
まとめ
「毒入りスープ」のように一つの建物内・密室で完結するタイプのTRPGは非常にテラリア化しやすいと思いました。
同じような密室系のクトゥルフ神話TRPGがあればまた作成して遊びたいです。
「もっとこういう建築にすればより原作に近づくのに!」というような建築のアドバイスはTwitterでもコメント欄でも大募集しております。
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